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花火ができるまで

▼日本の花火と西洋の花火の違い ▼花火に必要な材料 ▼代表的な菊花火の製造方法

花火に必要な材料

昔からほとんど同じ作り方をしている花火は、材料もまた、昔からあまり変わっていません。細かいものもあげるときりがありませんが、日本を代表する花火の一つである「菊」の場合は、だいたい次の材料が使われます。

【星(ほし)】

花火の花弁となる、光や色を出すものです。打ち上げる花火の大きさによって、星の大きさも変わります。
星には「掛け星」「打ち星」「切り星」「プレス星」などの種類があります。

【割火薬(わりかやく)】

星を四方八方に飛ばすための火薬です。飛ばす力はいろいろですが、割物の場合は、力の強い割火薬が使われます。

【玉皮(たまかわ)】

星や割火薬を入れる容器です。昔は丈夫な和紙や布などを使っていましたが、今はボール紙をプレスしたものを使っています。

【間断紙(はさみがみ)】

玉皮の中で、星と割火薬が混ざらないようにするための薄い和紙のこと。違う火薬が擦り合わさると発火することがあるので、必ず使います。

【貼紙(はりがみ)】

星や割火薬を詰めた玉皮の上に貼り(玉貼り)、強度を高めるもので、今は丈夫なクラフト紙を使います。

この玉貼りと、割火薬のバランスが、花火が開いたときの形を決めると言ってもいいくらいです。

【親道(導火線)】

打ち上げたときに着火し、上空で割火薬に伝火(着火)させる導火線です。打ち上げから開くまでの時間に合わせて、長さは変わります。


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