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花火の種類

▼割物(わりもの) ▼ポカ物、半割物、その他 ▼玉の大小 ▼佐藤煙火の花火

ポカ物、半割物、その他

その名のとおり、打ち上げると玉が「ポカッ」と二つに割れ、内容物がこぼれ落ちる花火が「ポカ物」です。玉の皮の強度は低く、花火を破裂させるための火薬も弱いものを使用するので、「割り物」のように強烈な力で四方八方に破裂することはありません。
なお、打ち上げ花火には「割物」と「ポカ物」のほかに、この二つの中間の機能を持った「半割物(はんわりもの)」や、上昇するときに細工をした「昇り曲導」といった花火などもあります。

【柳(やなぎ)】

打ち上げられた花火玉が割れると火の粉が光の尾となって、下にこぼれるように落ちてくるのが「柳」です。「星」を四方八方に飛ばす力はないので「菊」のように丸い花は描きませんが、独特な趣があります。
なお、尾の先の色が変化する「変化柳」や、いろいろな色が混ざった「彩色柳」など、いくつもの種類があります。

【千輪菊(せんりんぎく)】

小さな花が同時にたくさん開く花火が「千輪菊」です。中に小さな花火玉(小割)をいくつも入れているため、打ち上げて玉が割れると、多数の小さな花が咲きます。
これも、小さな花火玉の色を変えていけば「彩色千輪(さいしょくせんりん)」となりますし、より大きな花火玉を使えば多くの小さな玉を仕込めるので、迫力あるものになります。
なお、「千輪菊」は「割物」ほど花火玉の皮が厚くなく、「ポカ物」より四方に飛ぶため、「半割物」と呼ばれています。

【昇り曲導(のぼりきょくどう)】

打ち上げたとき、小さな花火が開きながら昇ったり、尾を引きながら昇っていったり、さらに左右交互に小さく爆発しながら昇っていったりして、最後に大きな花火がドーンと上がるものです。上昇していくときの、このオマケのことを「曲導」といいます。
花火玉も、大きなアクセサリーのようなものがつくのが特徴です。
なお、「昇り曲導」には多数の種類があり、最近は新しい趣向を凝らしたタイプも登場しています。


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